~食べてみなければわからないのがAI~

こんにちは。伴走支援型【サブスク制】コンサルティングを主宰する、マーケティングイノベーション研究所の岡崎です。

皆様は、「AI」という言葉を聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?

「難しそう」「プログラミングの知識がないと無理だろう」「うちの会社には関係ない」…もしかしたら、そんな風に感じて、どこか敬遠している方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、私は、そのような「AI食わず嫌い」は非常にもったいないことだと、声を大にしてお伝えしたいのです。

なぜなら、AIはもはや、一部の専門家だけのものではありません。まるで、誰でも使える魔法の杖のように、あなたのビジネスの強力な武器になり得るからです。

誰もが持つ「AIへの偏見」

私自身、以前は「AI」という言葉に、どこか冷たい、無機質なイメージを抱いていました。しかし、ある出来事をきっかけに、その考えはガラリと変わりました。

先日、あるクライアントとの打ち合わせでのことです。 広告会社の電通が提唱する、消費行動モデル「SEAMS®」について議論が弾んでいました。

電通が提唱する「SEAMS®」とは

「SEAMS®」は、単なる効果測定指標ではなく、デジタル時代における新たな「購買行動モデル」です。特に、SNSの普及により顕著になった、消費者の「衝動買い」や「偶発的な購買」を捉えるために提唱されました。

従来の購買行動モデル(AISASなど)が、消費者が明確な目的を持って情報を「検索(Search)」することから始まると考えられていたのに対し、「SEAMS®」は、目的なく情報を「回遊(Surf)」している中で、偶然ブランドや商品と「遭遇(Encounter)」し、購買に至るプロセスを重視しています。

「SEAMS®」の構成要素

「SEAMS®」は、以下の5つのステップで構成されています。

  1. Surf(情報回遊):
    ・消費者がSNSのタイムラインや動画サイトなどを、明確な目的なく「サーフィン」するように回遊している状態。
  2. Encounter(遭遇):
    ・回遊中に偶然見つけた情報に興味を持ち、それがきっかけとなって、その情報と「遭遇」する瞬間。
    ・単に目にするだけでなく、意識的に情報を認識する段階です。
  3. Accept(受容):
    ・遭遇した情報に対して、好意的な感情や共感を抱き、その情報を自分事として「受容」する段階。
    ・「これいいな」「試してみたい」といった気持ちが芽生えるフェーズです。
  4. Motivation(高揚):
    ・受容した情報によって購買意欲が「高揚」する段階。
    ・「今すぐ欲しい」「買わなければ」といった衝動的なモチベーションが生まれます。
  5. Share(共有):
    ・購買した商品や体験を、SNSなどを通じて他者と「共有」する段階。
    ・この共有行動が、別の消費者の「Surf」や「Encounter」につながり、新たな偶発的な購買のサイクルを生み出します。

「SEAMS®」は、「デジタル時代の衝動買いや偶発購買を説明する新たな購買行動モデル」です。

ちょうどその時期は参議院議員選挙が終わった直後でもあり、話題は「このSEAMSモデルは、政治家の選挙活動や、有権者の政治行動にも当てはまるのだろうか?」という興味深いテーマへと発展していきました。その場で、私はふと、「これをAIに聞いてみよう」と思い立ちました。

15分で、1万字の専門レポートが完成

私はAIに、少し詳しい設定を加えて、質問を投げかけてみることにしました。

「消費行動モデル「SEAMS®」は、政治行動モデルにも当てはまるか。参議院選挙の事例も踏まえ、多角的な視点から考察せよ。また、関連する国内外の論文や専門家の所見も参照し、論理的なレポートを作成してほしい。」

すると、AIはまるで優秀な研究者のように、秘書のように、あっという間に回答を始めました。

「SEAMSモデルが政治行動に適用できる可能性」から始まり、各段階における有権者の行動の具体例(SNSでの情報収集、政治家の公約への関心、投票行動、支持政党の共有など)を、論理的に、そしてスムーズに記述していきます。

さらに、関連する政治学の理論や、海外の選挙事例まで参照し、私の想定をはるかに超える深度で分析を進めてくれました。

結果、わずか15分程度の時間で、1万字にものぼる詳細な専門レポートが完成したのです。

正直なところ、驚きを通り越して、感動すら覚えました。もしこれを私が一人でやろうとしたら、何日、いや何週間もかかったかもしれません。

この経験を通じて、私は改めて痛感しました。

AIは、敬遠するのではなく、まずは「やってみる」ことが、いかに重要であるか。そして、AIが持つ潜在能力は、私たちの想像をはるかに超えているということを。

食わず嫌いは、チャンスを逃すこと

このエピソードは、何も特別なことではありません。今や誰でも、あなたの目の前にあるパソコンやスマートフォンから、同じようにAIを活用することができます。

「でも、何をどう質問したらいいか分からない…」 「うちの仕事にどう活かせるの?」

そう思われたなら、ぜひ、あなたの抱えている具体的な課題を、AIに投げかけてみてください。

  • 「新しいホームページのキャッチコピーを考えて」
  • 「競合他社の強みと弱みを洗い出して」
  • 「新商品のターゲット層に響くSNS投稿のアイデアを5つ提案して」

最初は簡単な質問からで構いません。AIは、あなたの問いかけに対し、必ず何らかの答えを返してくれます。そして、その対話を繰り返すうちに、あなたはきっと、AIに「ありがとう」と言いたくなるような、その便利さと可能性に気づくはずです。

結びに

AIは、中小企業にとって、これまでの時間やコストの制約を打ち破る、大きなチャンスであり、強力な武器です。しかし、その武器を手に取らなければ、その恩恵を受けることはできません。

「AIなんて…」と敬遠するのではなく、「何ができるか、試してみよう」という、好奇心の一歩を踏み出してみませんか?

それでも、抵抗がある、どこから始めればいいか分からない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。ご安心ください。

私たち「伴走支援型【サブスク制】コンサルティング」は、まさにそんな皆様のために存在します。

私たちは、AIの専門家として、貴社の事業にどうAIを活かせるか、具体的な活用法を共に考え、そして丁寧にご指南をいたします。自社ならではの強みを発見し、それをAIの力でさらに伸ばしていくお手伝いをさせてください。

「AI食わず嫌い」を卒業し、あなたのビジネスに新しい風を吹き込む準備を、私たちと一緒に始めませんか?