〜売れる仕組みを解き明かす3つの地図〜

こんにちは。伴走支援型【サブスク制】コンサルティングを主宰する、マーケティングイノベーション研究所の岡崎です。

前回のブログで、「マーケティング」という言葉に対する率直なご意見を伺った話をしました。その流れで、ある経営者の方から「岡崎さん、そんな難しいこと言わずに、どうしたら売れるのか、儲かるのかを教えてよ」と、再び投げかけられました。

その言葉には、理屈や理論ではなく、もっと具体的で、即効性のある答えを求める、切実な想いが込められているのを感じました。

確かに、私たちは日々の商いの中で、数字と直接向き合っています。難しいフレームワークやカタカナ言葉を覚えるために、時間や労力を割く余裕はありません。

しかし、もし、その難しい言葉が、「どうしたら売れるのか、儲かるのか」という問いに対する、具体的な答えを導き出すための、シンプルでパワフルな地図だとしたら、どうでしょうか?

今回は、その「地図」の読み方を、皆様のビジネスに落とし込みながら、分かりやすくお話ししたいと思います。

難解な言葉の裏にある、シンプルな真実

マーケティングの世界には、「SWOT分析」「4P」「3C分析」といった、一見すると難しそうな言葉が数多く存在します。

「聞いたことはあるけど、説明はできないな…」 そう思われる方も少なくないかもしれませんね。でも、これらの言葉を、皆様の業界や商いに具体的に落とし込むと、実は驚くほどシンプルで、身近なものに感じられるはずです。

1. SWOT分析

  • S(強み/Strength): あなたの会社の「ここだけは負けない!」という唯一無二の強みは?
  • W(弱み/Weakness): 逆に、他社と比較して劣っていると感じる点は?
  • O(機会/Opportunity): 今、市場で起こっている変化のうち、あなたの会社にとって追い風となるものは?
  • T(脅威/Threat): 逆に、あなたの会社にとってリスクとなるような、市場の動きは?

このSWOT分析は、「うちの会社ってどんな会社だっけ?」という、自己分析のための羅針盤です。自社ならではの強みを発見し、それをどう活かすかを考える上で、非常に有効な手段となります。

2. 4P分析

  • P1Product/商品・サービス): あなたの商品・サービスは、お客様のどんな悩みを解決できますか?
  • P2Price/価格): 競合と比較して、価格は適正ですか?
  • P3Place/流通): どこで、どのように販売すれば、お客様は最も手に入れやすいですか?
  • P4Promotion/販促): どうすれば、お客様にあなたの商品を知ってもらえますか?

これは、あなたの会社の「売り方」を整理するためのチェックリストです。それぞれの「P」を一つ一つ見直すことで、売上を伸ばすための具体的なヒントが見えてきます。

3. 3C分析

  • C1Customer/顧客): あなたの顧客は、何を求めているのか?
  • C2Competitor/競合): 競合他社は、どんな強みを持っているのか?
  • C3Company/自社): そして、その中で、あなたの会社にしかない強みは?

これは、お客様と競合という「外の世界」を分析し、その中であなたの会社がどう勝負していくかを考えるためのツールです。

いかがでしょうか? 言葉だけ聞くと難しそうですが、ご自身の会社に置き換えてみると、意外と腑に落ちるのではないでしょうか。

抽象的な理論を、血の通った「現実」へ

これらのフレームワークは、決して「理屈で言いくるめる」ためのものではありません。むしろ、**皆様がなんとなく感じていた「どうしたら売れるのか、儲かるのか」という直感を、具体的で再現性のあるアクションへと落とし込むための「道具」**なのです。

そして、この「道具」を使いこなすことが、日常の活動に連動した、意味のあるマーケティング活動へと繋がっていきます。

  • SWOT分析で再発見した強みを、ウェブサイトや名刺に反映させてみる。
  • 4P分析で気づいた流通経路の課題を、新しい販売方法で解決してみる。
  • 3C分析で明らかになった競合の弱みを、あなたの会社の強みで突いてみる。

このように、抽象的な理論が、血の通った「現実」へと変わっていく瞬間を、私たちは大切にしています。

伴走支援型コンサルティングの存在意義

しかし、ご自身のビジネスを客観的に見つめ直し、これらの分析を一人で行うのは、決して簡単なことではありません。

「SWOT分析で、自社の弱みを直視するのは勇気がいるな…」 「3C分析で、顧客と競合の動向を調べる時間がない…」

そう思われたなら、私たち「伴走支援型【サブスク制】コンサルティング」を頼ってください。

私たちは、これらのフレームワークをただ教えるだけでなく、皆様の隣で、共に汗をかきながら、皆様の会社の「地図」を一緒に作り上げていくパートナーです。「自社ならではの強みを発見」し、それをどう活かしていくかを、共に考えます。そして、導き出された戦略に対して、結果に責任を持って、最後まで寄り添い続けます。

結びに

「どうしたら売れるのか、儲かるのか」

その答えは、決して難しい言葉の羅列の中にあるのではなく、皆様の会社の現状と、未来を見つめ直す、その真摯な作業の中にあります。

次回は、その「地図」をさらに具体的にするための、「誰に、どこを攻めるのか」という命題についてお話ししたいと思います。

皆様の会社の羅針盤を、共に描き、進むべき方向を見定めていけることを心から願っております。