経営コンサルタントという肩書きには、どこか「外野」から助言するだけのイメージがつきまといます。
しかし私が選んだのは「伴走支援型」。それは、クライアントの傍に立ち、同じスピードで、同じ目線で、一緒に汗をかくスタイルです。

なぜなら、机上の理屈だけでは、経営は一歩も前に進まないことを、私自身の経験から痛感してきたからです。


現場で経営者とともに悩み、議論し、実行し、時には失敗する。
この過程を共有することが、単なる「アドバイス」では得られない信頼を築きます。
支援する側も、責任を背負う覚悟がなければ、本当に企業を変えることはできません。

「現場に立つ」という行動そのものが、支援の本質なのです。


過去、私は「アドバイス型コンサル」の限界を思い知らされたことがありました。
どれほど理論的に正しい提案をしても、現場が動かなければ結果は出ない。

現場が動くためには、経営者自身が「本気」にならなければなりません。
その本気を引き出すために必要なのは、言葉ではなく、「伴走する覚悟」でした。


伴走とは、時に前を走り、時に後ろから支え、時に隣を歩くことです。
経営の道のりは、平坦ではありません。急坂もあれば、荒れた道もある。
そんな時こそ、傍にいる存在の意味が問われるのだと思います。
日本での中小企業の割合は、会社数で99.7%、従業員数でも7割を超える数となります。
日本の経済を支え、真面目に頑張る中小企業経営者のみなさんと従業員のみなさんを
全力で応援し、私はこれからも、ただ助言するだけの存在ではなく、
「ともに道を歩む支援者」でありたいと考えています。


あなたには、いま「ともに走る存在」がいますか?
孤独な道のりだからこそ、隣に誰がいるかはとても大切です。